Ustream(ユーストリーム[2])とは2007年の3月に設立された[3]アメリカの動画共有サービスである。ユーザーによる略称はUST、ユースト。ライフキャスティングやライブビデオストリーミングなどのプラットフォームを提供する、さまざまチャンネルネットワークで構成されている[4]。動画視聴者とのチャット機能や、視聴者から投票を受け付ける機能などがある。 目次 [非表示] 1 歴史 1.1 Ustreamの誕生 1.2 Ustreamの発展 2 脚注 3 関連項目 4 外部リンク 歴史 [編集] 共同設立者のジョン・ハムとブラッド・ハンスタブル(1978年 - )、Dr. ジュラ・フェヘルはウエストポイントにあるアメリカ合衆国陸軍士官学校で出会った。 ハムは若くして起業に興味を示し、16歳で株式投資やオプション取引を始めた。ウエストポイントではアメリカ航空宇宙局とニューヨーク証券取引所のインターンシップに参加。航空宇宙工学の学士を取得してウエストポイントを卒業すると、アメリカ陸軍で少尉に任じられた。 ハンスタブルは少年期に情報技術に興味を示し、11歳にしてDark Realmsと呼ばれる電子掲示板(BBS)を始めた。工学管理の学士を取得してウエストポイントを卒業すると、アメリカ陸軍で少尉に任じられた。陸軍在籍中には、オハイオ州立大学フィッシャーカレッジ・オブ・ビジネスの金融と不動産のMBAも取得した。 在籍中にハンスタブルとハムはフェヘルが開発したウェブベースの写真共有サイトをはじめるが2003年、任務に伴い2人は離れ離れとなりこの事業は終了となる。ハムは韓国に配属され、ハンスタブルは国防総省勤務を命じられた。士官学校在籍と引き替えに課された軍務を終え、合流したハンスタブルとハムは再度フェヘルと組んで新しいベンチャー事業「Ustream」をスタートさせた[5]。 Ustreamの誕生 [編集] 3人が設立したUstream.tvは、元々は戦争中にイラクに派兵された友人たちのために実家の家族とのコミュニケーションツールとして生まれた。Ustreamに似た機能で、自由時間に全員揃って親族と会話をすることが可能となった。 上述のように3人はそれ以前、写真共有サイトを運営していたが2003年にハンスタブルとハムの転属によってこのサービスも終了する。その後、除隊した2人はインターネットを利用したライブビデオの一般向け共有サービスの検討に入る。これに可能性を見出すと元パートナーのフェヘルと連絡を取り、技術設計を依頼した。2006年にはUstream.tvを設立。ブラッドの弟のバンド演奏の実験放送を試みる。ブラッドはノートパソコンにWebカメラを接続し、自社のテストサーバへ向けて送信した動画の公開実験は成功した。 2007年3月には一般向けベータ版のサービスを開始。ライブビデオサービスの先駆けとなり政界、エンターテイメント業界、技術分野でその後大きく躍進した[6]。 Ustreamの発展 [編集] Ustream.tvはこれまでにヒラリー・クリントン、バラク・オバマ、ジョン・エドワーズ[7]といった有名政治家からトーリ・エイモス、プレイン・ホワイト・ティーズ[8]などのアーティストにいたる幅広い分野でストリーミングを配信している。 2008年のアメリカ合衆国大統領選挙期間中は主要な候補者のほとんどが選挙民から政策に関する質問をウェブサイトを通じて受け付け、それぞれのキャンペーン活動に活用した[3]。その候補者の一人、元上院議員のマイク・グラベルはUstreamを利用した双方向ディベートをストリーミングした初めての候補者だった。グラベルは質問に全て回答し、全国放送のテレビ討論番組における他の候補者の発言にもコメントした[9]。 2009年2月17日、広告表示などを消した有償のブランドサービスのWATERSHED[10]のサービスを開始。1000人までの視聴者で1人あたり1時間1ドル。5000人まで0.75ドル5万人まで0.5ドルそれ以上0,25ドル。 定額制で500人まで月額49ドル 2000人まで月額179ドル 11000人まで879ドル。 5月、チャット部分にSocial Streamとして、TwitterのAPIを採用。これにより、チャット部分がTwitterにも同時に投稿され、Ustream放送の内容が告知、広報されるようになった。6月にはFacebook側とも連携。 2010年1月29日、ソフトバンクから約2,000万ドル(約18億円、出資比率13.7%)の出資を受け入れ、日本・中国を中心としたアジア事業を本格化する予定[11][2]。同年5月までに日本語化を実現させる旨を、ソフトバンク社長の孫正義がTwitter上で表明している[12]。 2月19日、タイガー・ウッズの不倫謝罪会見をYoutubeと並んで中継し、改めて存在感を示した[13]。 4月27日、予定を前倒しして日本語版が提供開始された[14]。 5月18日、「Ustream Asia」を、TVバンク(ソフトバンクの100%子会社)60%、米Ustream32%、DCM(ファンド)8%の出資比率で設立することが発表された[15]。 日本でも、個人単位で情報発信するユーザーが増え、そらのによる「ダダ漏れ」、平野友康による「モーションダイ部」などが人気を博しているほか、向谷実や中西圭三らが視聴者参加型の新曲制作を行うなどの試みも出ている。また公共の場でも、行政刷新会議の事業仕分け第2弾において他の企業とともにネット中継を行っている。またテレビ・ラジオ番組とUstreamを連動させた事例も増え、TBSテレビ「地球同時多発情報SHOW 革命×テレビ」、TOKYO MX「ホワイトボードTV」、BSジャパン「デキビジ」、TBSラジオ「ニュース探究ラジオ Dig」、ラジオNIKKEI「夜のトレード酒場!」、J-WAVE「MUSIC PLUS」「RADIO×SPIDER」などがあるほか、BS11では三社祭の中継をUsteamで行った[16]。




